ビームプロファイラの特長
・高解像度: 1,360 x 1,024ピクセル
・低雑音: S/N比＞ 62dB
・12 ビットのCCDカメラ
・最高の均一性と線形性を有すウィンドウなし大面積センサ(8.8mm×6.6mm)
・複雑なビームプロファイルの完全2次元解析
・較正可能なパワー読み出し装置
・20µs～1sの自動露光と1～16倍の利得制御
・黒色レベルと環境光の補正
・CW、パルスレーザービーム、およびシングルパルス解析
・外部シャッタートリガ入力
・オプションで自動M²解析用M²増設キットあり
ソフトウェアの特長
・サブウィンドウ付汎用グラフィカルインターフェイス
・所望の位置におけるX、Y断面プロファイル表示
・2Dパワー密度ダイヤグラムやフレキシブルな3Dグラフ表示
・所定時間にわたるトータルビームパワーのプロット
・重心位置ドリフトの解析
・連続保存オプションで画像とテキストファイルを出力(New)
・合否解析(Pass/Fail)
・自動化されたM²ビーム品質測定用のモジュール
・より高精度にするためにホットピクセルや環境光を補正(New)
・プロファイルの色は設定可能(New)
BC106シリーズのカメラベースのビームプロファイラは、走査スリットプロファイラと比べてビームパワー密度分布のより詳細な2次元解析を
行ないます。これにより、レーザーシステムを最適化しながら複雑なモードパターン(フラットトップやドーナツ型)を同定することが可能です。
BC106-UVは190～350nmの間で出力するUVビーム用に設計されています。
この製品をBC1M2シリーズのM²増設セットと一緒に使って、自動化されたM²ビーム品質解析システムを構築することができます。
BC106には、汎用ソフトウェアとドライバーパッケージが付属します。
BC106シリーズは、あらゆる周波数の連続波またはパルス光源とのご使用に適しています。複数のトリガモードにより、単一パルスを
フレキシブルに捉えることができます。TTL入力によって、繰り返しレート50kHzまでのトリガがかかった単一パルスの検出が可能です。
BC100シリーズのビームプロファイラには、分解能1.4メガピクセル(1360 x 1024ピクセル)のウィンドウなし
大型8.8mm x 6.6mmセンサチップの付いた高品質12ビットCCDカメラが組み込まれています。
低価格なCMOSプロファイラに比べて、このプロファイラのCCDカメラチップには次のような利点があります。
・優れた感度と低雑音
・強化されたグローバルシャッタ効率により、露光精度と均一性が向上
・デバイス設定と別に、安定した暗電流のために、自動ダークレベル較正ができ、暗レベル再校正が不要
4種類のNDフィルタを組み込んだフィルターホイールが付属しており、プロファイラをビーム強度µW～Wの範囲で使用することができます。
BP106-UVには20dBおよび40dB の可視域のフィルタと20dBおよび40dBの紫外域のフィルタが付属します。
付属のアダプタSM1BCのSM1内ネジによって、当社のレンズチューブシステムへの直接接続や減衰フィルタのような光学部品の取付けが
可能です。低パワー用途には、取付けアダプタにより環境光からビームプロファイラの開口部を保護することもできます。
組み込まれたパワーメータは、お客様による較正が可能で、外部のパワーメータを使わずにパワーとビーム形状を同時に最適化することが
できます。事前に測定した環境光強度の平均値は、環境光分を補正するために測定値から差し引かれます。
自動露出調整機構と利得制御機能により、カメラパラメータは実際のビーム強度に応じて自動調整されます。
高速USB2.0インターフェイスにより、フル分解能、フルフレームで一秒あたり最高10フレームが可能です。
関心領域(ROI)のように、フレームのサイズを小さくすることで、より高いフレームレートでの測定と転送が可能です。
