用途
・アド&ドロップマルチプレクサ
・ファイバーセンサ
・双方向励起
・双方向信号伝送システム
・インライン色分散補償デバイスの結合
シングルモード(SM)光サーキュレータは、非往復式、1方向型デバイスで3つのポートを有する部品で、数多くの用途、幅広い光学システムで使用されています。
当社のSM光サーキュレータの中心波長は、1064 nm、1310 nm(Oバンド)、1550 nm(Cバンド)をご用意しています。
また、このSM光サーキュレータには、ファイバ素線タイプ、FC/PCコネクタ付き、FC/APCコネクタ付きを選択いただけます。
当社では、偏波保持(PM)光サーキュレータもご用意しています。
光サーキュレータは電子サーキュレータと類似しており、両者は似た機能を持っています。光サーキュレータには3つのポートがあり、
光は1方向にしか進みません。ポート1から入った信号はポート2から出ていき、ポート2から入った信号はポート3から出ていきますが、
いずれの場合も損失は最小限です。ポート2から入った光の損失はポート1で大きく、ポート3で入った光の損失はポート2や1で大きくなります。
光サーキュレータは非往復式の光学素子です。つまりこのデバイスを通ることで起こる光の特性の変化は、逆方向に光が進む時に再現されないということです。
アイソレーションが高く、挿入損失が低いので、光学サーキュレータは、アド&ドロップマルチプレクサ、双方向励起や色分散補償デバイスとして
最先端の通信システムに幅広く使われています。