特長
- 当社のSM、PM、 MM ピグテール付半導体レーザ用(Ø5.6 又はØ9mm)に設計
- すべてのA、B、C、Dスタイルと一部のEスタイルのピン配置に対応
- TEC素子によって半導体レーザの寿命が長くなり、光出力と波長が安定化
- クラムシェル型の設計で、半導体レーザにおける温度勾配が排除
- バイアス-T アダプタでは、最大1 GHzレーザ電流をRF変調
当社のLM9LPは、半導体レーザとTEC素子マウントで、当社の全ての3ピンと4ピンのピグテール付ダイオード* と共にお使いいただけます。コンパクトサイズのハウジングがピグテールを物理的損傷から守り、極めて優れた温度特性を実現します。2個のスルーホールに よって、M6または1/4"-20の六角穴付きボルト(キャップスクリュ)でマウントを光学テーブルに取り付けられます。
ピグテール付半導体レーザを動作する際には、レーザの出力と波長を安定させて製品寿命を長くするために、温度制御に留意されるを当社では強く推奨していま す。典型的な半導体レーザ用のマウントにおいては、熱伝達はダイオードとマウントのコールドプレート間のコンタクトで実現されます。ピグテール付の半導体レーザは、しばしばピグテール用のハウジングにはめ込まれることで、標準的な半導体レーザーマウントのコールドプレートにしっかり接触しない場合がありま す。しかしLM9LPはピグテール付半導体レーザ用に特別に設計されているので、クラムシェル型の設計が半導体レーザにおける温度勾配を低減し、コールドブロックがピグテール付ハウジングを包み込むような構造になっているので、部品にしっかりと接触して熱伝達します。クラムシェル中のピグテール付パッケー ジの周りにサーマルグリースを使用すればさらなる性能改善が望めます。
DB9は当社の全てのLD 電流コントローラと温度コントローラ(TEC)と 接続可能です。RF SMAコネクタによって、半導体レーザの駆動電流(200 kHz~1 GHz)のRF変調するバイアス-T 回路へのアクセスが可能になります。200 kHz未満の変調に関しては、電流は半導体レーザーコントローラを介して変調することになります。リモートインターロックジャックが、シャッタや警告サイ ン等の安全装置への接続用に用意されています。
* 他社のファイバーピグテール付半導体レーザーパッケージは多種多様でありますが、このマウントは当社の製品にのみ対応する設計になっています。当社では半導体レーザをピグテール化するサービスをご提供しておりますので、必要な場合は当社にご連絡ください。