特長
高エネルギ、エアスペース設計
1番目の波長は1/2波長板として、2番目の波長では1/4波長板として機能
当社のマルチオーダ波長板は高品質の結晶石英(水晶)から作られ、1/2または1/4波長のリターダンスを与えます。波長板は2波長(1064 nm と532 nm) を使用した光学系向けに設計されており、1番目の波長では1/2波長板として、2番目の波長では1/4波長板として機能します。1064nmで1/2波長と532nmで1/4波長のタイプと、532nmで1/2波長と1064nmで 1/4波長のタイプの2種類からお選びいただけます。
「マルチオーダ」という言葉は、光路のリターダンスが、設計リターダンスに加えて波長の整数倍のシフト(オーダまたはmと呼ばれます)を起こすという事実を示しています。ゼロオーダ波長板に比べて、マルチオーダ波長板のリターダンスは波長や温度の変化に敏感ですが、低価格なのでこれらが問題とならない多くの用途で使われています。
当社の波長板は、前面に直線で波長板の速軸が印されたØ25.4 mm(1インチ)の筐体に実装されています。特注やOEM用途向けに、波長板はマウントから簡単に取り外すことができます。マウント無しの波長板には、偏光軸を示す小さな平坦面があります。偏光を回転させる1/2波長板と、直線偏光を円偏光に、また円偏光を直線偏光に変換する1/4波長板からお選びいただけます。